下の図をご覧ください。
これは2014年~2018年(5年間)のJRA芝レース人気別の
勝率・連対率・複勝率の一覧です。(※障害レースを除く)
図の確率(%)は年により若干上下することはありますが、ほぼ誤差の範囲で毎年同じような数値に収束します。
ダートレースもほとんど同じです。
統計上示された客観的なデータですね。
馬券は、この統計や確率の外側にいる穴馬をなんとか掘り出し、上手に組み込むことで儲けを出すことができます。
ですが、毎回この統計たちの外側ばかりを狙っていても、馬券に勝ち続けることは出来ません(+_+)。
統計や確率とは上手に付き合う必要がある
と言うことですね。
予想スタイルでも言ってますが、僕は万馬券でご飯4杯いけるくらい万馬券が大好きですが、それでも人気馬は極力絡めるように購入をしています。
そうしないと、馬券を適度に的中できないからです。
僕は馬連の場合であれば、『穴馬3頭』から人気馬(1人気~4人気)のうち2頭へフォーメーションで馬券を購入することがほとんどです。
この場合、なぜ上位4番人気かというと、これらの馬のいずれかが連対する確率は、統計的に見た場合およそ82%だからです。
この「82%」の理由はおわかりでしょうか。
簡単な計算で求められます。図を再掲します。
まず、1番人気の馬が連対する確率は51.1%ですね。これは逆に言えば、連対しない確率は48.9%ということになります。
同じ要領で見た場合、2番人気が連対しない確率は62.8%、3番人気は72.3%、4番人気は78.9%となります。
最後に、これら全ての確率を掛け算してみましょう。
計算式⇒(0.489×0.628×0.723×0.789)
≒ 0.17517… およそ18%となります。
この18%という数字は、1人気~4人気の馬がいずれも(1頭も)連対しない確率を表していますので、逆を言えば、これらいずれかの馬が連対する確率は、
100%-18%で82%ということになります。
どうでしょうか。
上位人気馬の重要性が改めてわかりますね(*_*;
三連複についても同様で、『穴軸3頭』以外で僕は2列目に買う相手軸をほぼ1~4番人気のうちいずれかの1頭を選んでいます。
これは上位人気4頭いずれかが馬券に絡む(3着以内)確率がおよそ92%だからです。
計算式は馬連の時の考えと同じで下記のとおりです。
計算式⇒(0.365×0.493×0.588×0.670)
≒0.07089… およそ7%
これは1人気~4人気の馬いずれも複勝圏内(3着以内)に来ない確率を表していますので、逆を言えば、これらいずれか1頭でも絡む確率は、
100%-7%=93%ということになります。
ただ、実際のところ同じ1番人気と言っても1.1倍の圧倒的な馬もいれば、4.0倍で1番人気になる馬もいるように、”オッズの質”については当然考慮すべきところではあります。
しかし、だからと言ってそのオッズの質を極限まで掘り下げたところで、的中率や回収率の”劇的な向上につながらない”のであれば、それはあまりやる意味はありません…(-.-)
僕が言いたいのは
であれば、思い切って統計を用いた確率論に一部予想を委ねてみるのも
馬券で勝つための大事な選択肢でないでしょうか
てことです。
(と言うか、少なくとも僕はある程度割り切ってそう馬券を購入することが多いです。)
人気上位馬以外でよほど自信のある馬がいれば別ですが、コロコロ購入のスタイルを変えていたら疲れますし、疲れていたら予想の精度も下がってしまいます⤵
そうしたら馬券をハズす確率も結局高くなってしまい、もはや何がなんだかって感じになっちゃいます…完全に負のループです。
さて、
統計と確率の話、いかがだったでしょうか。
当たり前すぎて時間損した… な話しでしたらスミマセン(;^_^A
ただ、人気薄の馬の組み合わせをたくさん狙って100万馬券や1000万馬券を当てるというのも夢があって確かに素晴らしいです。
一発逆転、ある意味競馬の醍醐味とも言えますから。
ですがそれは幻想であり、
99.9%あなたには訪れません。
その的中が出る確率は一体、何百レースに1回でしょうか?
当たるまでに一体、いくらのお金と時間を費やしてしまうのでしょうか?
メンタルは持ちますか??
ですので、
的中率と回収率、是非この両輪のバランスをとりながら馬券を購入するように心がけてください(__)。
僕が選定するのはオッズが割れている波乱傾向の強いレースなので、あくまで感覚ですが、実際は馬連1~4人気の連対率は75%程度、三連複の複勝圏内は80%程度、と考えておいた方がよいかもしれません。
(それでももちろん高確率なのことには変わりありませんが。)
ただ、上でも言っている通り、僕もすべてのレースで上位人気馬を毎回相手軸にするわけではありません(-.-)b
本来、人気になってもおかしくないような実力馬がいた場合、時には5番人気以下でもその馬を穴馬の相手軸馬することもあります。その方が期待値が圧倒的に高いからですね。
ですので、この統計と確率は、最終的に相手軸馬にするには確たる自信がない場合などに活用することをおススメします。
何度も言いますが、統計や確率とは上手に付き合っていくことが大事だと思います( ..)φ。
ちなみに
確率を上手に組み入れた馬券は、下記新サイトの馬券術ととても相性がいいです。
ぜひ取り入れてみてください。